リハビリ通信 ~ヒートショックってなに?~

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リハビリ通信 ~ヒートショックってなに?~

 気温もどんどん下がり、雪予報の日も増えてきました。⛄この季節になるとテレビや新聞で『ヒートショック』という言葉が頻回に出てきます。今回のリハビリ通信では、この『ヒートショック』について考えていきたいと思います。

ヒートショックとは?

 ヒートショックとは、急激な温度差によって血圧が乱高下し、心臓や脳に負担をかける現象です。 特に冬場の入浴時に多く、居間(暖かい)→脱衣所(寒い)→浴槽(熱い)→洗い場(寒い)と温度が乱高下することで、血管が急激に収縮・拡張し、心筋梗塞や脳卒中、失神による溺水事故につながります。

 調査によれば、入浴関連事故による死亡者数は年間約1万9,000人と交通事故死より多いとされており、社会的にも大きな問題です

なりやすい人の特徴

  • ・高齢者(特に50歳以上)
  • ・高血圧・糖尿病・脂質異常症など生活習慣病を持つ人
  • ・飲酒後や睡眠薬服用後に入浴する人
  • ・血管や自律神経に負担がある人

予防・対策

  • 🚿 浴室・脱衣所を暖める:浴室暖房機やヒーターを活用
  • 🌡️ 湯温は41℃以下、入浴は10分以内
  • 💧 入浴前後の水分補給で脱水予防
  • 🪣 かけ湯をしてから入浴、出るときはゆっくり立ち上がる
  • 🍶 飲酒後・眠剤服用後の入浴は避ける
  • 👨‍👩‍👧 家族の声かけ・見守り:高齢者の一人入浴を減らす
  • ❤️ 心疾患がある人は半身浴(みぞおちまで)にする

生活の中の危険シーン

  • ❗暖かな布団から急に出る朝
  • ❗夜中に冷たい廊下を通ってトイレへ行く
  • ❗暖房の効いた電車やバスから寒いホームへ降りる
  • ❗キッチンや廊下など暖房が効いていない部屋での作業

まとめ

 冬の入浴は癒しの時間ですが、ヒートショックは交通事故より多い死因となる重大なリスクです。 リハビリの視点からも「血圧や自律神経への負担を減らす工夫」は健康寿命を延ばす重要な習慣です。

 リハトレ・ポート遊のお風呂でも ヒートショックの予防として、脱衣所の暖房を付けて温度差をなくすようにしています。また、職員の見守りも行っておりますので、安心して入浴を楽しみ下さい。