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👨🦯リハビリ通信👩🦯(杖について)【デイサービスセンターYOUなかの】
こんにちは。理学療法士の槻本です😊
今月のテーマは、、、
✨✨【歩行補助具の「杖」について】✨✨
ご紹介していきたいと思います😀
杖には、歩行の安定性を高めるため様々な種類があります。
歩行を安定させるだけでなく、腰、膝等の痛み軽減や安心感も得ることができるため、とても重要な物になります😀
以下のような杖が一般的に使用されています。
- T字杖(長さ固定タイプ・伸縮タイプ・折りたたみタイプ)
最も一般的な杖で、自分の高さに合わせられる伸縮タイプがおすすめです。

- 四点杖(スモールベース・ラージベース)
杖先が4点に分かれており、安定性が高いです- ラージベース:四点の範囲が広く、安定はしますが段差や砂利道等の不整地では使用しづらいため、屋内向きです。半身麻痺などによりT字杖では身体を支えられない方に使用します。
- スモールベース:四点の範囲が狭く屋内や屋外でも使用しやすい杖です。T字杖よりも身体を支えやすいです。さらに、杖先が四点のため平地であれば手を放しても杖が倒れずに直立するため置き場所にも困りにくい利点があります。最近では、女性でも軽く持ちやすい物が増えているため、非常に人気があります。

- ロフストランドクラッチ(前腕支持杖)
腕を通すカフが付いており、、関節リウマチ等で手指の変形がある方や握力が弱い方でも安定して使用できます。

- 松葉杖
足の負担を軽減するために使用される杖で、特に骨折時などに適しています。

- サイドケイン(サイドウォーカー)
片手で使う歩行器のような杖で、脳血管疾患による半身麻痺の方に向いています。四点杖(ワイドベース)よりも安定します。

ポール(ウォーキング用)
2本セットで使用し、背筋を伸ばして歩くことができるため、健康維持に役立ちます。
ポールウォーキングは、専用ポールを持って歩くことで、正しい姿勢のまま歩幅を広げてバランスよく歩けるようになります。
上半身も積極的に動かすことにより全身運動となり、運動効率が上がります。
さらに上半身と下半身がねじれあう回旋運動により、体脂肪燃焼とインナーマッスルが強化され、姿勢が良くなります。

杖を選ぶ際には、使用者の身体の状態や用途に合わせることが重要です😊
デイサービスセンターYOUなかのでは、
お客様、ご家族様から杖や歩行器の選定、高さ調整、使用方法等不安や気になることがあれば、リハビリ職員が対応させていただきます😊
いつでもご連絡をお待ちしております🥰