白根そよ風保育園・子育て支援センターふわっと

果たして…できるか！？【白根そよ風保育園　４歳児そら組】

いろいろなお友だちと交流をして欲しいなという願いを込めて、だいぶ前の話ですが席替えのくじ引きをしました。だいぶ前のことなのでブログで発信するには新鮮さが…と躊躇っていましたが、あと少しのそら組生活、少しでも子どもたちの成長をお届けしたいと思い載せることにしました😊

今まで席替えをしてもテーブル名は固定だったのですが、そろそろ子どもたちだけで話し合ってもテーブル名を決められるかも（難航はしそう・・・）と思い、チャレンジしてみました！！何事もやってみなくては分からないですものね✨

担任の予想は「なんとか決められるテーブルが少し、意見が割れてなかなか決まらないテーブルが多数」でした😌

さぁ、果たして子どもたちだけで話し合って決めることはできるのでしょうか！？結果は・・・

担任の予想は大ハズレ😂

「先生決まったよ～」「え！？もう決まったの！？」と、決まる速さが早すぎて驚きました。「どうやって決めたの？」と聞くと「みんながじゃんけんで良いって言うから、じゃんけんで決めた」「みんなのやりたい名前をくっつけた」「前のテーブルが果物だったから果物から決めた」「○○くんはネコが好きで、みんなもネコが好きだから」などなど、色々な決め方があったようです。

担任の予想を大きく上回る子どもたちの姿を見て、自分の意見を話し、お友だちの意見に耳を傾け、それぞれが納得する方法を考えるなんて・・・みんな成長したな～😭😭😭と感動しました。

あっという間にほとんどのテーブル名が決まり、テーブルマークもみんなで協力して描き始めていました。

「いちご描くよ！」「じゃあ、いちごの点々描く！」「仕上げに葉っぱ描くね」

「ネコの顔とトラックを合体！」

「ドラえもん描けるかも」「本当はピカチュウが良かったんだよね～」

「ネコ描くね」「ドレスも描こうよ」「エルサみたい」「じゃあ、エルサネコに変えよう！」「いいね～」「私は何でも良いよ～」

「カラフルにしようよ」「こっち塗るね～」

さぁ、そんな中、決まらないテーブルもありました。「バイクが良い！」「恐竜が良い！」「ピカチュウが良い！」「恐竜が良いお友だちが多いから、恐竜にする？？」「やだーー！！！」「決まらないから、前のスイカチームのままにしようよ」「やだーーー！！！」

（→この会話は全て子どもたちだけでやっていました。）

自分の思いをしっかり話す子、みんなの思いをまとめてみる子、それぞれが成長したな～と、困った様子の子どもたちの後ろで微笑む担任。

「困ったね～。じゃんけんで決めたテーブルもあるみたいだよ。」と伝えると「じゃんけんで負けて自分の好きな名前じゃなくなったら嫌だもん！！」と話す子が多く、じゃんけんも嫌なようです。しっかり気持ちを伝えられて素晴らしい😁✨

「たいよう組さんもこの間テーブル名を決めていたから、何か良い案がないか聞きに行ってみる？」と、少し助け舟を出してみました。

「どうしたの？」とたいよう組さんが親身になって相談に乗ってくれました。たいよう組さんとそら組で輪になって話しましたが、この日は決まりませんでした😌時間が解決することもありますよね。

何度か日を改めては話し合いの場を設けましたが、自分の意見を貫く子どもたちでした。（この姿も大切だと思います！）

他のテーブルが自分たちの決めたテーブル名で呼ばれるのをいいな…と思い始めたようで、ある日１人の子が言いました。「もう、じゃんけんで決めちゃおっか…」続いて他の子たちも「そうしようか…」「そうだね。そうしよう！」と話していました😊

時間と共に少しずつ思いが変わってきたのですね。みんなの思いが一致し、ついに、じゃんけんで決めることにしたようです。そして、今までみんなの意見をまとめてくれていた子がこのじゃんけんで勝ちました。何とかみんなの意見をまとめようとしていた経緯があったので名前にとても悩んでいました。「みんな恨みっこなしでじゃんけんしたから、どんな名前になっても受け入れてくれるよ」と伝えると「スイカのお家に恐竜が住んでいることにして、バイクもお家の隣に描こうか…。スイカのお家テーブルにするね。」と😊💓

「本当は自分の好きな名前にしたかったけど、スイカのお家テーブルで良いよ！」「本当はバイクが良かったけど…んん～～（気持ちの整理中）」と、なんとか全員が納得していました。これもまた良い経験だった✨と更に感動する担任でした。