「高齢者の乾燥肌」…在宅介護支援センターかめだなかの

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「高齢者の乾燥肌」…在宅介護支援センターかめだなかの

老人性乾皮症

老人性乾皮症とは、加齢に伴い皮脂や汗の分泌が減少し、皮膚の角層の水分保持機能が低下することにより、皮膚が乾燥した状態のことです。皮膚に浅い亀裂や白いふけのような鱗屑が生じ、掻痒(そうよう:かゆみ)を伴います。

老人性乾皮症の日常生活上の注意点

 日常生活上の注意点がいくつか挙げられます。

 入浴は熱すぎるお湯をさけ、あまり長い風呂はさけるようにします。石鹸は通常使用できますが、あまり皮膚の脂を取り除いてしまうようにゴシゴシと洗うことは避けるようにします。皮脂を取り除く力が強すぎる洗浄剤は避けるようにします。たわしやナイロンタオルなどの物理的な摩擦を避けます。

 保湿剤は入浴後の皮膚が少し湿った時に外用すると効果的です。衣類はできるだけナイロンやアクリルなどの化学繊維質のものを避けて、刺激の少ないものを選んだほうがよいでしょう。特に冬の乾燥する間のスキンケアが非常に大切です。できるだけ皮膚の乾燥を予防することで症状をやわらげます。

 皮膚のひび割れや出血が伴ってきたら、医療機関の受診も必要になってきますので、早めのスキンケアを心がけましょう。

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電話番号:025-382-8600